おらんだがらし (オランダ辛子) 

学名  Nasturtium officinale (Rorippa nasturtium-aquaticum)
日本名  オランダガラシ
科名(日本名)  アブラナ科
  日本語別名  クレソン・クレッソン、ミズガラシ(水辛子)、タイワンゼリ(臺灣芹)
漢名  豆瓣菜(トウベンサイ,dòubàncài)
科名(漢名)  十字花(ジュウジカ,shízìhuā)科
  漢語別名  西洋菜(セイヨウサイ,xīyángcài)、水田芥(スイデンカイ,shŭitiánjiè)、水蔊菜(スイカンサイ,shŭihàncài)、水生菜
英名  Watercress
2006/09/23 国分寺市恋ヶ窪   (野生)

2010/06/05 三島市   (野生)

 オランダガラシ属 Nasturtium(豆瓣菜 dòubàncài 屬)には、世界に約5-6種がある。

  コバノオランダガラシ
(ホソミノオランダガラシ・ニセオランダガラシ) N. microphyllum
  オランダガラシ N. officinale(Roripa nasturtium-aquaticum;豆瓣菜)
  ムラサキオランダガラシ N. × sterile 西・中・北ヨーロッパ産
   
 アブラナ科 Brassicaceae(十字花 shízìhuā 科)については、アブラナ科を見よ。
 漢名を蔊菜(カンサイ,hàncài)というものはイヌガラシ
 クレソンは、仏語 Cresson。
   ヨーロッパ・西&中央アジア・アラビア・北アフリカに分布。北海道・本州・四国・九州・朝鮮・黑龍江・華北・陝西・山東・安徽・江蘇・兩廣・西南・チベットから、温帯を中心に世界の各地で栽培、或は帰化。
   イエス・キリストの時代に薬用にする。19世紀イギリスでは壊血病の治療薬。
 食用としては、若芽を魚肉料理のつまやサラダに用いる。
 中国では、全草を薬用にする。

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